晩秋になり、冬を告げるサザンカが咲き出す季節になりました。風もだんだん冷たくなり、散歩も億劫になってきましたが、なんとか毎日がんばっています。
桜も、はじめのうちは嫌そうによちよちと付いて来ますが、後半になると調子もあがり、とっとこ小走りでついてきます。雪が降るまでもう少し外散歩を楽しもうね。
そんな散歩の別の楽しみは、知らない植物を見つけること・・・いつも散歩する田んぼのあぜ道には、この前、今まで見たこともない、かわいい黒い実をつけた植物がありました。
今は携帯で写真を撮ると、その写真の植物が何なのか教えてくれる便利な機能までついていてすごいなぁと関心しきりです。それで上の植物はイヌホウズキとわかりましたが、なんとそのかわいい実にはじゃがいもの芽と同じ「ソラニン」という毒成分があるようです。
植物には動物に食べられないように毒を持っているものが多いようで、ぶどうのような実をつけるヨウシュヤマゴボウも最近はあちこちで見かけるようになりました。青酸カリを遥かに上回る強い毒性をもっているのだとか、知らないで口にしたり触ってしまったりしたら恐ろしいですね。
キカラスウリは、立派なつやつやした柑橘みたいな実をぶら下げています。こちらは毒はないみたい・・・来年は植物学者 牧野富太郎(神木隆之介くんが主役)の朝ドラを放送するみたいで、今から楽しみです。牧野博士は「名もなき花」という言葉が入っている流行歌の歌詞に「名前がないのではない、名も知らぬ花と書け」と言ったとか。
さて、桜は毛が伸び切ってしまい、凛はもういないのだけれど、今回もまた凛の実家のブリーダー、酒田のピッコラさんにトリミングにでかけました。
こちらには、凛もずっとお世話になっていたので、やっぱり安心感があります。かわいいゴールデンドゥードルのパピーたちを見たら連れて帰りたくなってしまいました(あぁ、こちらはかわいさが目の毒かも)
家からは片道2時間のドライブですが、冠雪した鳥海山をながめながら、酒田市郊外の古民家を改築したというお蕎麦屋さんにも寄ってきました。
初雪の前にすっきりとした姿になった桜、多少寒そうです。