10月から変わったこと

コロナで騒いでいるうちに、今年も10月になってしまいました。

稲刈りもほとんど終わったようで、刈取り後の田んぼからは青畳の匂いがします。

さて、この10月から変わったことといえば、皆さんもよくご存知と思いますが、第三のビールとタバコが増税で値上げされたことですね。うちの夫も、9月末にちゃっかり第三のビールを一箱買って来ていました。

その他には・・・

10月1日から秋田県の最低賃金が790円から792円になりました。

青森、岩手、山形は793円、福島は800円、宮城県は825円

ちなみに東京は 1,013円、大阪は964円、愛知県は927円

40県で1~3円増で、全国加重平均は902円ですが、悲しいことにわが秋田県の賃金水準は最低ランクです。

そして社会保険関係では、

2020年10月以降、雇用保険の基本手当(失業手当)の給付制限期間が、3か月から2か月に短縮されました。

自己都合退職で会社を辞めた場合、今までは離職票を提出してから3か月間、失業給付が受けられませんでした。その3か月間の蓄えがなければ、生活に困窮する状態になりえることもありました。これからは失業している人が、より円滑に求職活動に望むことができるようになると良いですね。

ただし、給付制限期間が2か月間となるのは、5年間のうちで2回の離職までで、3回目からの給付制限は3か月となります。

今の時代、さまざまな就業環境の変化により、一人の人が、一つの会社にずっと長く勤めることは珍しくなってきました。

また、仕事と働く人のミスマッチもあります。その場合は会社にとっても、その人にとっても、どちらも幸せな状態ではないと思います。

転職しやすい環境を整える狙いで、5年以内に2回までという条件付きですが、このたびの緩和措置は、働く人にとって転職を考えるときの安心材料の一つになるのでしょうか。