赤い果実の季節に思うこと

6月も下旬になり、たくさんのバラが咲き誇り、赤い果物の美味しい季節になりました。

今年は木苺がたくさんのきれいな実をつけてくれました。でも木苺は生食よりもジャムにしたほうが美味しいかもしれません。

この時期は毎年、義母が作っている甘くて味の濃いイチゴや、高級品の三関産さくらんぼ(自分ではなかなか買えないので、いつもいただきものです)を味わう幸せな季節です。

5年前に亡くなった母も果物が大好きで、もっと食べさせてあげたかったと思います。

亡くなる数年前から、胃に穴を開け、管から直接人工の栄養を流す胃ろうをつけていました。主治医の先生から、誤えんによる肺炎になったら可哀想だからと勧められてのこと。

少しでも長生きしてほしいと思ったけれど、施設で食事の時間に他の人が食べているのを見るのは、どれほど羨ましくて辛かっただろうと思うと、そちらのほうが可哀想で、果たして本当に胃ろうにして良かったのだろうかと、今は疑問に思っています。

私自身は、胃ろうはつけたくありません。でも、先のことはわからないし、そうならないとも限りませんが、ある程度、自分の意思で決められることは決めておこうと思います。

凛の食べ残しの硬いガムを見つけた桜・・・取り返されないように、凛がいないのを見計らって嬉しそうに食べ始めました。

両手で持ってカミカミ、そう、噛むことはとっても大事だよ。

10歳のおばあちゃんになったとはいえ、ガッツのある桜はまだまだ大丈夫(^o^)

暑い日の日中は、この通り三角形をつくって3人3様、いや3頭3様のお昼寝

そして、いつもの雄物川の水遊び風景

流れの緩やかな場所には、小さな魚がたくさんいて、命があふれているかのよう

凛は年のせいか、たまに後ろ足をひきづるようなこともあり、少し心配です。

でも、毎日みんなで仲良く暮らしていくことが、一番なのかもしれません。