100年前の大叔母さん

お盆休みも終わり少し暑さも落ち着いて来たこの頃、日暮れも早くなってきました。

お盆休みはコロナのせいで親戚も来ず、これと言ってすることもなかったので、好きな本を読んで過ごしました。

浅田次郎さんの「大名倒産」は、すごく読みやすくて楽しかった。ただ、年齢のせいで、目が疲れて、文字がかすんでしょうがない。でも、面白い本だと、それも気にならずにどんどん読めるから不思議です。

湯沢市にある下の写真の旧雄勝郡会議事堂(現在は雄勝郡議議事堂記念館)は、私が中学生の頃までは、ものすごく古めかしい建物で湯沢市の図書館として使用されていました。もう今から50年程昔になるのですが、小学生のころは近所だったため、よく本を借りに行っていました。現在は改築されて、1階は資料館、2階には絵どうろうが10基ほど常設展示されています。なんとこの議会議事堂は明治25(1892)年に完成し、明治36(1903)年には図書館を併設したそうです。

親戚の人の昔話によると、明治3年生まれの私の父方の祖父の叔母(とうに亡くなっている)も、新しくできたばかりの図書館をしょっちゅう利用していたそうで、家庭があるにも関わらず、ままざめ(ここらへんではご飯の支度のこと)もせず、ずっと寝っ転がって本読みに夢中になっていたのだとか!?

うっ、うらやましい、私もできることならそんな生活してみたい (*^^*)

いったい、当時はどんな楽しい本が置いてあったのでしょうか

以前、原戸籍を見たときに、同じ家に生まれさらに同じ7月生まれで、いくらか同じ血が流れているんだなと思うと顔も知りませんが、親近感が湧きました。彼女はリエさんといい、なんだか今どきの人みたいな名前です。

そのリエさんにも気持が届くといいなと思いつつ、お盆に実家のご先祖さまには、日持ちのする和三盆のお菓子をお供えしました。(月見の時期にはいささか早いものの、とてもかわいかったので)

最近の散歩は、まだ日中は暑いので散歩の公園までは、車で移動していますが、いつも守ってくれた凛がいなくなってから、超内弁慶の桜はなかなか車から降りようとしません。

この前、いつも散歩で通っていた田んぼ道に大きな虹が出ていました。

なんだか、凛が会いに来てくれたような気がして、思わず妹たちをしっかり見守ってねとお願いしました。そしてコロナの大流行も止まりますように・・・