今年の美人画がほぼ完成

明後日は新暦の七夕

そしてちょうど1か月後の8月5日から、旧暦の湯沢七夕絵どうろう祭りが始まります。

今年の絵どうろうの美人画がほぼ完成しました。あともう少し色塗りしなければいけないところもありますが、今年は以前より真面目に講習会に通い、数日しか休みませんでした。

おかげで、いつもよりはかどり、ちょっと余裕を持って描くことができました。

今回も2枚とも、佃喜翔先生の美人画を模写させていただています。

一枚目はずっと前から描いてみたかった「花と見紛う(みまごう)」

武家奉公の娘が花見の幕の陰から、そっと外をうかがう様子を描いたものです。

本当は、着物の色を紫にするつもりだったのですが、事情により緑色になってしまいました。でも、これはこれで良しとしています。毎年、親しみを込めて勝手に名前をつけているのですが、満開の八重桜という設定なので、「お八重さん」になりました。

次は「茱萸(ぐみ)袋」という作品

9月9日の重陽の節句に宮中では、ぐみや菊の花を飾る習慣があったそうです。その出来栄えを吟味している宮廷女官の絵です。もっとも、9月9日には普通の「ぐみ」はもうなっていないので、山茱萸(サンシュユ)という植物ではないかという話もあります。

こちらは、気に入らないところもたくさんあるのですが、描いているうちにとても愛着が湧いてきました。ちなみに彼女にはまだ、名前はつけていません。まだ、光に透かしてみていませんので、実際はどんな感じになるのか、わかりません。

これから、絵どうろうの先生に見ていただいて、こちらは手直しがたくさんありそうです。

絵を描いていると、なぜかいつも猫の毬が寄ってきて、足元でお相伴してくれます。ユキは全く関心なしのようですが・・・

ここ数日は、凛がいなくなっても没頭することがあって、救われました。

このところ、コロナ感染者が増えてきましたが、またお祭りが中止になったりしないよう祈っています。