ようやく今年のマイ絵どうろうが完成しました。
この前の日曜日に木枠への貼り付けも済ませ、あとは来月の5日からの七夕の本番を待つだけとなりました。正直言って一枚しか出来ないのではとかなり焦りましたが、前日の土曜日の夜遅くまでかかって、あーでもないこーでもないと言いながら、なんとか仕上げることができました。
今年も佃喜翔先生の美人画を模写させていただきました。
「藤娘」
絵灯ろうのサイズの都合上、着物のたもとや片袖脱いだ下の方は、元絵に付け加えて描いた部分もあります。笠の黒色を出すのに、何度も茶色と紺色を重ね塗りしています。
でも、苦労のかいあって鮮やかな着物をまとったかわいい藤娘ができました。
「夏の宵」
三味線を弾いている粋なお姉さん、夫もこの絵が良いと言ってくれたので描かせてもらいました。三味線の弦の線がうまく引けずに歪んでしまったりしましたが、遠くからみるとそれも味わいかなと思っています。
どなたかが、三味線の音が聞こえると言ってくださったので、まずは一安心です。
講習会が終わってからも、先生のお宅におじゃましてご指導いただき、なんとか形にすることができました。今年は、塗りすぎてしまったロウを取る方法も伝授していただき、少しずつ進歩していることを実感しました。
大げさかもしれませんが、貼り付けするときは3か月も向き合ってきたので、手塩にかけた娘を嫁に出すようなそんな気持ちでした。
あとは、実際に灯りが入ると、どんなふうになるか少しドキドキしています。
ご指導いただいた先生方、そして模写させていただいた佃喜翔先生、本当にありがとうございました。
皆様、ぜひ秋田湯沢の七夕絵灯ろう祭り、見にいらしてくださいね!!
8月5日(月)から8月7日(水)までの開催です。お待ちしています。