思わぬ影響

今季は暖冬だという話で、12月に入ってしばらくは雪もなかったのですが、12月7日・8日は、大荒れですごい積雪になりました。一晩で、こんなに積もるんか~いで、みなさん、雪かきに大わらわ💦

さて、この間、ここと隣の地区で獲れたイノシシから基準値を上回るセシウムが検出されたというニュースがありました。セシウムはご存知のとおり、放射性物質の一種で体内に蓄積され、それが癌の原因になるという恐ろしい物質です。当然のことながら、東日本大震災のときの東電の被災によるものだと思われますが、8年経ってもこんなところに影響が残っていたなんて・・・Σ(・□・;)やはり、恐るべし原子力発電所
まだここらあたりでも、毎年のタケノコ(ネマガリダケ)は、食べないようにというお達しがあります。

ずっと前に、チェルノブイリ原発事故からしばらく経って、北欧の人々が線量計を持ち歩き、数値の高い場所やものに近づかないようにしているという内容のドキュメンタリー番組を見たことがありました。
その中で小さな子供が、コケモモが赤くておいしそうな実をつけているのを見て、大人に食べたいとせがむのですが、ダメと厳しく言われ子供が泣き出してしまうような場面がありました。本当に大変だなあとは思いましたが、あのときは自分の中では遠い外国の事でした。

もう一つびっくりしたのは、近所の山にイノシシがいるなんて今まで聞いたことがなかったこと。こちらは地球温暖化の影響で、冬眠しないイノシシも移動してきたのでしょうか?
熊がいるのはよく聞くのであたりまえでしたが、カモシカぐらいにしか遭遇したことがなくて、えっイノシシいるの?と思いました。

東北でも今後、牡丹鍋が名物になるのかなどと、呑気なことをいっているわけではないのですが、そのすぐ後に兵庫県蘆屋市で街中をイノシシが走り回り、遭遇した三人がケガをし、そのうちの高齢女性はイノシシに指を噛みちぎられたというニュースもありました。

この間、山の公園の帰りに初めてタヌキを見ました。こんな山の中を野良猫が歩いているなと思ったら、尻尾がフサフサしていて、振り向いた顔を見たらタヌキでした。カメラを取り出すうちに、逃げていってしまいました。タヌキぐらいだったらかわいいのだけど・・・

最近、都会では野生化したアライグマが増えているのだとか、もともと日本にはアライグマはおらず、「あらいぐまラスカル」のアニメで人気が出て、北米からペットとして輸入され、その後、飼育放棄や脱走などにより野生化したものらしい。

アライグマは可愛い見た目とは反対に、気性が荒く、雑食性で適応能力や繁殖力がとても強く、日本には天敵もいないため、今後は脅威になりつつあるそうです。

そのうちここら辺でも、イノシシやアライグマが農作物を荒らしたり、人に襲いかかったりするなんてことがあるかもしれません。動物たちだって、みんな一生懸命に生きているだけなんだろうけど・・・

こちらは、12月9日に無事に3箇所の腫瘍摘出手術を終え、10日間ほど、エリザベス・カラーを付けることになった我が家の凛さん、しばらく不自由な生活が続きます。取ったものが良性なのか悪性なのか、検査の結果はまだ出ていないのですが、ひとまずご心配くださった皆さま、ありがとうございました。