今年も七夕絵どうろうまつりが近づいて来ました
5月11日から6月5日までの講習会で1枚仕上げ、その後2枚目は、忙しさと体調を崩したせいで、7月20日の貼付け作業の前日までかかってようやく完成させました
今回も例年どおり2枚とも、佃喜翔先生の模写をさせていただいています。
1枚めは「端午の節句」、鯉のぼりを指さしている赤ちゃんを描いてみたくて選びました
江戸時代は黒い鯉のぼりしかなかったそうですが、黒だと重くなりそうでロウを使ってピカピカの現代板黄金太郎鯉となりました。描いた私に似て太めの鯉のぼりです
毎年、絵の中の人物に名前を付けているのですが、お母さんは鯉の滝のぼりで「お多喜さん」、赤ちゃんは黄金太郎鯉にちなんで「太郎ちゃん」と呼ぶことにしました
次は「初音」という作品で、正月の宴で鼓を披露している武家娘を描いたものです
この絵は、鼓の紐がどこからどう繋がっているのかよく理解できず、本当に苦労しました
そして、真正面の人物の表情(特に目)も難しかったです
こちらは「初音」なので、最初「ミク」という名前が浮かんだのですが、鼓を塗っていくうち頭の中を「天城越え」が流れ出したので歌っている人にちなみ「さゆりちゃん」になりました
今回で、講習会には6回目の参加となり、少しはコツを掴んで上達したかなと思うところと、思わぬ失敗をして、まだまだだなと思う気持ちが入り混じっていますが、描いているとやっぱり楽しくて、できる限り続けていきたいものです
いつも模写させていただいている佃喜翔先生、講習会でお世話になった先生方、皆さんありがとうございました。
8月5日から8月7日の湯沢七夕絵灯ろうまつり、ぜひ会場にお運びください m(_ _)m